『SUBLIME FREQUENCIES A-GO-GO』まであと少しと言う事でSOI48お気に入りのSUBLIME FREQUENCIESカタログを紹介。旅行感覚で聞けるSUBLIME FREQUENCIESの作品ですが実際その国で音楽を掘ってみると、選曲のレベルと高さ、その国独特のグルーブを見つけ出す能力に驚きの一言。SOI48メンバーも大好きなレーベルの一つでカタログをほぼ全部聞いていますが、その中で今回5枚選びました。SUBLIME FREQUENCIESに興味をもたれた方は是非聞いてみてください。
■Molam: Thai Country Groove From Isan Vol. 2 CD SF033
今まで何度聞いたかわからないSOI48永遠のクラシック。80S前期のマイナープロダクションのモーラムカセットからのコンパイルも多く、どこまでアナログが出ているかただいま調査中。入門者は10曲目以降が聞きやすいが、モーラムを聞きなれた人なら70S後期～80S前期のやりすぎたトラックが収録されている1～10曲目の虜になるはずだ。
■Radio Thailand: Transmissions from the Tropical Kingdom 2-CD SF028
ラジオや雑音を録音しただけと思われがちなRADIOシリーズだが、タイ音楽を掘れば掘るほど作品は全て計算されて制作されている事がわかる。実はワールド･ミュージック･ブーム時の定説に忠実に基づいてタイ音楽を紹介している王道な作品だ。
■Princess Nicotine: Folk and Pop Sounds of Myanmar (Burma) Vol 1 LP SF006
いまいちインドネシア、タイに比べてスポットが浴びないミャンマーの危険な音楽を知れる貴重な一枚。決してDJ向きな作品でないこのアルバムがSOI48でプレイされた時、大盛り上がりで常連のディープさを感じた思い出の作品。
■1970's Algerian Proto-Rai Underground CD SF045
一筋縄ではいかないSUBLIME FREQUENCIESの作品群の中でストレートにかっこいい作品。SUBLIME FREQUENCIESの作品収集をはじめた時に入手して一時期は毎日のように聞いていました。
■Bollywood Steel Guitar 2-LP SF043
音楽大国インド。その膨大な数のカタログの中からスティール･ギターに焦点を当てたセンス光る一枚。ストレートにサントラをリイシューしないのがSUBLIME FREQUENCIES流。何故そうしたかはインドでレコードを大量に掘るとわかる気がします。ボリウッドに残されたヒット曲のインスト･カバーは聞いていて心地よくレーベルきっての癒し系作品。