2021/10/13

チャバープライ・ナームワイ&バーンイェン・ラーケン / ラム・プルーン ソンテウ愛好会

 




チャバープライ・ナームワイ&バーンイェン・ラーケン / ラム・プルーン ソンテウ愛好会 

7" / EM RECORDS / EMC-016


 最近ADM、サイヨーにどっぷり浸っているSoi48ですが、モーラム愛も忘れておりません。EM RECORDS + Soi48によるタイ音楽最新シリーズはスリン・パークシリ先生の秘蔵モーラムを7インチを再発。男女の掛け合いがベースにある語り芸"モーラム"では女性同士で吹き込んでいる録音はレア。チャバープライとバーンイェンが1つのマイクに向かって歌っている写真をスリン先生のスタジオで見つけた時は手が震えたものです。バーンイェンは全盛期、チャバープライは結婚、妊娠して引退前最後の録音。マスタリング、カッティングは安心のEM RECORDSクオリティ。もちろんスリン・パークシリ先生オフィシャル・ライセンスです。



(以下公式インフォより転載)

 忘れた頃にやってくるエム+Soi48のタイ音楽アーカイブ・シリーズ最新作は、発売を控えるスリン・パークシリ先生のモーラム仕事集(シリーズ史上最高傑作を宣言)からのシングル・カット……ではなく、その前祝いに投下するアルバム未収/シングルオンリーのモーラム爆弾。黙って一曲勝負の片面7インチ。(※音質実験の意味もあり)

 タイ好きなら思わず身を乗り出してしまう題名「ラム・プルーン ソンテウ愛好会」は、70年代~80年代で最も優れたメジャー興業モーラムのひとりだったチャバープライ・ナームワイと、モーラム女王、バーンイェン・ラーケンのデュオというそれ自体キラーな組み合わせの希少録音で更に未CD化。今回が初の再発となる。

 このシングルは、常に<音楽面>の面白さを追求した発明家的プロデューサー、スリン・パークシリ先生が、80年代初頭、自身のティッソー・ラム・プルーン楽団で行った一連の録音セッションのハイライトのひとつであり、ラム・プルーンものの特上品だ(その他のキラー曲はごっそりコンピレーションに収録)。ベースギターがブンブンうなるこのエレクトリック・トラックに、チャバープライとバーンイェンのマイク奪い合いモーラム・バトルが展開するチューン。「タクシー!タクシー!」とタクシー運ちゃんを容赦なく煽るモーラム姐さん達のこの熱いラムを爆音で一発かければディスコは炎上爆発。もちろん訳詞掲載!

 VINYL用マスターとカッティングはベルリンD&Mスタジオの古参エンジニア( レゲエ関係のスペシャリスト) のグッドジョブで音質保証。


=注釈=

ソンテウ(またはソンテオ):タイで普及している、小型トラックの荷台を改造し旅客用とした乗り物。乗合バス又は乗合タクシーにも相当する。本曲は庶民の新手の交通手段としてソンテウが出現し始めた頃の作品である。


=作品仕様=

+ 二つ折りスリーブ封入

+ スリン・パークシリ先生のゴム判押印

+ 日本語・英語訳詩掲載

 TRACKS:

ラム・プルーン ソンテウ愛好会 (3:46)

Lam Phloen Shomrom Rot Songthaew

(英題:Lam Phloen Songthaew Fan Club)