国内外のポップス&クラブヒッツを"芭樂"風味に強化し、越南鼓と呼ばれるベトナム産ダンスミュージック"ビナハウス"からタイの"サイヨー"、コリアンバウンス、TikTokヒットまで、種々雑多なADMをBPM170オーバーで高速&華麗に早繋ぎするスタイルは圧巻。Richie Hawtin『DE9 : Closer To The Edit』同様、サンプリングの元ネタを記号化し見事に自らのグルーヴに落とし込んでいる。
さらにSTILLICHIMIYAとのコラボ曲「SUNRISE」をリリースしたSUNDANISがスンダから再来日。韓国公演も大盛況だったSoi48、MMM、YOUNG-Gによる最先端ADMセットも見逃せない。今回も日本のジャマイカ!泉州のサウンドマンを驚愕させたMonaural mini plugの新サウンドシステムMMP220を投入!台湾のリアルなストリート・サウンドを爆音で!
さらにスコットランド生まれ、10代半ばからロンドンのガバ、ドラムンベース・シーンに潜伏していたAlutieaによるアジアのベースミュージック・セットも!夏にアジア各国の現場に潜入し現地のDJ達とリンクを深めたSoi48、MMM、RICH & BUSYによる最先端ADMセットも見逃せない。今回も日本のジャマイカ!泉州のサウンドマンを驚愕させたMonaural mini plugの新サウンドシステムMMP220を投入!地球の裏側に行かないでも体験できるブラジルのリアルなストリート・サウンドを爆音で!
マイアミベースを基盤にしたブラジル発祥のベース・ミュージックとして認知されていますが、その肝は実はベースにあらず、歌と掛け声にある、とSoi48は考えています。近年リリースされるバイレファンキの音源をチェックしていると、ベースとドラムは最小限でチャント/ラップ/歌が延々と繰り返されるタイプの曲に出くわします。更には、かつてSUBLIME FREQUENCIESがリリースしたギャングによる非合法パーティー実況音源集「PROIBIDÃO C.V: Forbidden Gang Funk From Rio de Janeiro」で聴くことができるような集団による斉唱、シンコペーションのビートに乗せた節回し、地元礼賛の歌詞文化こそがこの音楽の魅力であり、歌やMCの存在を無視してベース・ミュージックの部分だけを切り取って愛でるのは片手落ちである、という考えの元、今回のパーティーは企画されました。バイブスに溢れた「歌」「節回し=フロウ」「地元感覚」、モーラムや民謡といったこれまでSoi48がフォローしてきた音楽に共通する「あの感覚」でバイレファンキを楽しんでみてください。
■Young-G (stillichimiya)
DJ、音楽プロデューサー、サウンドエンジニア。stillichimiya、おみゆきCHANNEL、田我流とカイザーソゼ、DJ KENSEI率いるIS PAAR BAND、Soi48、MMMらと共にOne Mekong(OMK)等の数々のプロジェクトに参加。これまでにMaryjoy Recordings、Blacksmoker、EM Record等から作品をリリース。2011年頃よりアジアの音楽とヒップホップを独自にリサーチしこれまでにフィリピンのTondo Tribe、タイのJUU4E、カンボジアのKlapyahandzなど数々のアジア圏のアーティストの招聘やコラボレーションを行っている。DJやインタビュー、執筆、番組出演などの活動を通して日本のメディアでは紹介されないアジアの音楽を日本に紹介している。