2013/01/23

BAAN PHET PHIN THONG ①



ペッ・ピン・トーン (เพชรพิณทอง)の自宅兼スタジオを訪問してきた。その時の様子を日本語でモーラムについて書かれている数少ない書籍『職能としての音楽』の中の星野龍夫先生著「東北タイのモーラム管見」で書かれている内容と比べながら簡単に紹介していきたいと思う。この本にはペッ・ピン・トーンの名前は書かれていない。かわりに「ノバドム・ポンポン?」という名前の人物が紹介されている。このノバドム・ポンポン?こそペッ・ピン・トーンの座長であるノバドル・ドゥアンポーン氏を指していると思っている。タイ語をカタカナや英語に完璧な発音のまま変換するのは不可能なのでどちらのカタカナ表記が正しいと言う議論は止めよう。ただ気になるのは「?」をつけて出版されている所だ。タイ語学にも精通している著者が何故「?」を入れて曖昧なまま出版したか謎である。(ちなみにSOI48チームは最低限の会話と食べ物と音楽関係の文字しか読めません。)

ただ内容も含めて星野龍夫先生が指しているこの人物がペッ・ピン・トーンの座長を指しているのは間違いなさそうだ。本には「ウボン市内で最大級の豪邸に住んでいる」と書かれている。これは間違いなかった。白い塀で囲まれた豪邸は明らかに周辺の家と異彩を放っていた。憧れのペッ・ピン・トーン・スタジオの前に記念撮影大会。その写真を一枚紹介。
次につづく。