7" / THAILAND / STAR / ST485
CDJournal 2013年 9月号で紹介したイサーン・ラムプルーン(อิสานลำเพลิน)のアンカナーン・クンチャイによるオリジナル盤。モーラムとルーク・トゥンを混ぜた歌謡曲は80年代後半に生まれたとの説があるが、アンカナーン・クンチャイの1STアルバムのタイトルにもなっているこの曲が一番最初だとプロデューサー、スリン・パクシリは語っている。バンコク産ルーク・トゥンと違うルーク・トゥン・イサーンはこの1枚からはじまった。(※男性歌手サックサイアム・ペッチョンプーとの説もあるがSOI48はスリン・パクシリ説が有力だと考えています。情報求む!)
3分半の間にモーラム→ルーク・トゥン→モーラム→ルーク・トゥンと展開していくスタイルは同時期にリリースされているサバイトーン・パオプリーやチャバプライ・ナームワイとは違っている。このアンカナーン・クンチャイの成功によりこのスタイルをバーンイエン・ラーケンが取り入れていくことになる。
アンカナーン・クンチャイの1ST、2NDアルバムが1枚になった現地盤CD(イサーン・ラムプルーンも収録)はイサーン音楽好きなら要チェックだ。