2013/06/26

SUNTHORN CHAIRUNGRUENG / TEOY BUMP



7" / THAILAND

ラム・シンという80年代後半から90年代に大流行した流れるような疾走感あるモーラム。その始まりの諸説あるがその一つがこのスントーンがパイオニアだという説だ。もともとラム・シンはリズムのことでは無く、こぶしがきいている長いラムをあえてしないで、"まくし立てるように歌う"ところから来ているらしい。スントーンは70年代中ごろにラム・クローンを歌わせたら右に出るものがいないと言われた歌手で、テクニックを使ってディスコ・ミュージックとの融合や新しいラムのスタイルを模索したのだから面白くない音楽ができるわけ無い。当時はヒットしなかったが、この曲はヘビーなベースラインが特徴で、DJなら誰もが欲しがるレア盤の一つだ。